新潟県糸魚川市、上早川小学校では、
今日の午前中、3,4時間目で稲刈り実習です!
当初予定していた昨日があいにくの雨でしたが、
今日はよく晴れて、上早川小学校の田んぼ、「みのり田」にて
待望の稲刈りがありました!(^O^)
上早川小学校では、田植えから稲刈りまで、毎年全校生徒で実習しています。
10時すぎに玄関前に集合!
車で5分ほどの「みのり田」に到着です。
上小応援団の方々の車も沢山です(^O^)
あけびがおいてありました(^_^;)
みのり田の横に整列して、まずは校長先生のあいさつ
続いて田植えからご指導頂いている
東山ファームの原先生から今年の田んぼの様子や稲刈りについての説明!
今年は大豊作なんだよ、昨年に比べたら3割増しかな~
まだちょっと青いところもあるけど、
ハサ掛けの天日干しで、茎の養分がさがって穂にいくから、ちょっと青くても大丈夫、
そしておいしいんだぞぉ
稲の籾の数をよく見てみるとね、
3,3,6粒と付いているんだよ。
これは稲の法則。必ずこうなっているよ。
これが1本の稲に何本できているか、今年はたくさんついてるんだよ。
稲を刈るとき、左手でつかむ向きはこうしましょう
稲刈り用のカマはのこぎりみたいだね~
普通のカマより、手や足を切るといたいぞぉ
バンソコウあるから、ちょっと試してみるか?
(大騒ぎ (^_^;) )
稲を束ねるときは、こうやって二手にわかれるようにしておいて束ねると、
ハサ掛けするときにちょっといいんだぞ、まぁハサ掛けするときにわかるわ。
ではやってみよう!(^O^)
途中から高学年は稲を束ねる役割
これがなかなか難しい。
上小応援団の方から教わりますが…
1年生から4年生は黙々と稲を刈ってます
あれ~、こうやって、こうやって…なんか違うねぇ~
いやいや、こうやるんだよ、こっちの手を右にして、クルッとひっくり返して…
ギュッと親指で押しこむだけだってば~
って手品のように見えます(^_^;)
そして、30分くらいで稲刈りは終了!
上小応援団の方々もたくさん来ていただき、順調に終わりました(^O^)
さあて、荷台に積んで、小学校へ戻りましょう。
稲刈り先生の東山ファーム原さんより、
どうだったかな?さすがに高学年生はテキパキやってたなぁ。
低学年もこれから繰り返していけば上手になるぞ。
これ、アケビ。おみやげだ。
ありがとうございました!
のあいさつをして、上早川小学校に戻ります。ハサ掛けがまってるぞぉ(^O^)
ハサ掛けは、校舎1階のベランダ手すりにかけます。
それっの掛け声と一緒に、上で待ち構えている担当に渡すのですが
あれ~届かない、ってワイワイ賑やか、大騒ぎでした(^_^;)
稲の束が大小様々で、重いのも、軽いのもあってね。
でも途中から慣れてきて、みんな上手にてきぱきとこなしていきます。
教室でいうと、4教室分以上の長さになったハサ掛けです。
ね、見事な収穫です!
12時近くに終了。
最後に上小応援団の皆さんにお礼のあいさつ。
いやぁ、今年も豊作(^O^)
1週間から10日間ほど天日干しして、
給食でいただきます!残りはみんなで数キロずつ持って帰ります。
楽しみ~♪
今年も田植えから稲刈りまで、全校生徒でやり遂げました。
お疲れ様!!
ここ新潟県糸魚川市の上早川小学校は26年度現在、全校生徒9名の複式学級です。 そして27年度をもって下早川小学校と統合することが決まりましたが、今現在も、少人数教育のメリットを活かして、全員が本来の自分を発揮しながら毎日を過ごしています(少人数なので一人ひとりが発揮せざるを得ない(^_^;))。 個人的には、少人数の小学校も残しておいてほしい。小学校時代は「その他大勢」がうまれない環境が大切です。多人数のなかのメリットもあるけど、小学校時代は一人ひとりが自分の内面から涌き出る想いを感じ取って、育てられることが大切だと思います。規模が大きくなるほど、自分の内面より外側に意識が常にいってしまう。 競争力、集団行動への不安。いずれも工夫次第でカバーできるのではないかなぁ…できれば中山間地では学区を越えて希望の学校に入れるようなしくみ、自由に選択できるような制度はできないものか… ※確かに9名は少なくなりすぎました。小学校を残すためには、せめて各学年複数人数いる間に地域全体で手を打つ必要があります。 残りの間、出来る範囲でこの上小の様子を残しておきたいと、このブログを続けています。
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